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のっぷぴ母日記

んがおRと3匹の猫の日常をつづります。 コメントいれたいときは、その日のタイトルをクリックしてください。 滝の情報大歓迎です。
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気絶する。 

あいかわらず、カッパ姉ちゃんの話。
も、毎日毎時カッパ姉ちゃんのことばかり考えてますともさ。
さて、一番困ったのは、給餌でして、先に危篤になった前後からものすごく強制給餌をイヤがります。
飲み込めないのが一番の理由らしいです。
だもんで、喉の奥のほうに注射器で注入するのですが、人間がそれをやられたらどうなるか想像してみてください。そりゃあもう苦しいに違いありません。
猫だからと言って苦しくないわけないです。
でも、動物病院の医師によれば、気道のほうに誤って注入することはまず無いとのことなんですけど。
とにかく、ひどくイヤがって、よくもまあこれほどの力が残っているものだと感心するほど力いっぱい手で押しのけたりひっかいたりします。
もちろんタオルでぐるぐる巻きにしているんですが、自分もぐるぐるまわってタオルから逃れようとします。
注入しても舌で押し出してしまいます。
本当に半分は出している状態。半分間違って飲み込んでしまう、という感じ。その間違いのほうこそとても大切な栄養源なんですが。
朝晩、強制給餌するんですが、注射器に1本くらいがせいいっぱいで、だいたい半分くらい闘うと、カッパ姉ちゃんは目がぽっかりと瞳孔開きまくり、口は餌をだらーっと出したまま半開き、両手両足は弛緩状態で完全に気絶体制に入ります。
それでもあと半分を口に突っ込もうとすると、猛烈に首を振り、手足をつっぱるんです。
ああ、大人しく飲んでくれれば3分もかからない作業なんですが、10分くいかけて、猫も人も餌まみれになって闘ってます。
そんなこんなで、私もカッパ姉ちゃんもそこはかとなく餌くさい毎日です。
気絶している間に(いや、本当に気絶しているわけじゃないんですが)水場に連れて行くとやおら正気を取りもどし、水を飲んでくれるのが救いです。ついでにその水でカッパ姉ちゃんの顔を洗ってしまうんですが。
びちょびちょになったカッパ姉ちゃんの顔をふいてあげる時は、ものすごく大人しいんですよね。
ああ、ごはんあげる時もこんなに大人しくなすがままになってくれればなぁ。
ぷーちゃんなんか、半身不随でもガツガツ食べて、ごきゅごきゅ飲んでくれたのになぁ。
病気なんだから仕方ないんでしょうけどね。
気絶するほど食べるのがイヤだなんて、本当に困ります。
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