よいお天気になりました

中越地震から１５年たった今日はとてもよいお天気になりました。
あの日、ダンナが社員旅行で、一人であたふたしたことを思い出します。
今一番心に残っているのは、被害が大きかったと伝えるその後数日のニュースの背景で、ひび割れた道路の向こう側の山々が見事に紅葉していて、こんなに大きな地震でも、自然の中ではちょっとしたくしゃみみたいなもんなんだな、と思ったこと。
大地がひび割れていても、ちゃんと紅葉して、山は笑います。
そして、きちんと雪が降り、きちんと雪解けして、花が咲きます。
人間はあたりまえのサイクルの中で、ちょっとした身じろぎの中であたふたするのだな。
それが悲しいんだか喜ばしいんだか、よく分かりません。
ただ、ちゃんと生きてさえいれば、大自然とおんなじで、きちんと笑える日は来るのだと思います。
大きな災害だらけだけれど、生きていれば、花は咲くと思います。