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のっぷぴ母日記

んがおRと3匹の猫の日常をつづります。 コメントいれたいときは、その日のタイトルをクリックしてください。 滝の情報大歓迎です。
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水鳥 

通勤に大きな川の土手を走るのですが、その土手が今、護岸工事中です。
そのために毎日渋滞しているんですが、今日はその愚痴ではありません。
護岸工事は3年前にあわや決壊という危険があったためでして、(支流の川では決壊しました)大洪水になるよりはきっちり堤防を作り直しましょうということなんです。
が、いつも信号待ちで止まる場所から見える蓮の池もその工事で半分つぶされてしまいました。
その池には鴨だかなんだか、たくさん水鳥が来ていて、大きな蓮の葉っぱの間をちょこちょこと泳いでいるのが可愛かったものです。
今は重機が入り込んで、キャタピラの跡も生々しく蓮池は泥池と化してしまいました。
ところが、数日重機が離れていたらその泥も落ち着いて、原型はとどめていないものの、水溜りっぽくなったんです。そこに水鳥たちがまた戻って来ていました。
キャタピラの跡だろうが、すぐそばが泥だろうが、狭くなっていようが、鳥たちはちょこちょこと泳いでいました。
うーむ、喜ぶべきか悲しむべきか。
きっと工事が進んだら、その池は完全になくなってしまうんです。
鳥たちは、そんなに好きな場所なのに、もう戻れなくなるわけです。
いや、そんなに悲観的に考えることもないのかもしれないんですが。だってすぐそばは川が流れていて、よどみなどは池よりもずっと綺麗な水で快適に暮らせそうなので。
それでもなおかつ鳥たちが戻ってきていたということは、川よりもその蓮池がよかったんだろうけど。
洪水の時の川の恐ろしさを見ている身としては、護岸工事は反対することはできないんだけど、それによって失うものもあるんだなぁと実感する出来事です。
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