忍者ブログ

のっぷぴ母日記

んがおRと3匹の猫の日常をつづります。 コメントいれたいときは、その日のタイトルをクリックしてください。 滝の情報大歓迎です。
HOME  >  きゃこちゃん闘病記  >  放す、ということ。
[5345]  [5344]  [5343]  [5342]  [5341]  [5340]  [5339]  [5338]  [5337]  [5336]  [5335

放す、ということ。 

きゃこちゃん。
今までの子たちとは違う施設でお骨にしてもらいました。
病院が今までのところと取引しなくなったそうで。
でも、家から近い所にあったので、今日の午前中にダンナに連れてってもらい、仕事が終わってから私が引き取りに行きました。
この施設の人がお坊さんではないとは思うけど、色々と教えてくれまして。
まず、今までなかったことなんですが、お骨を見せてくださって、ちゃんと喉仏があると取り出して説明してくれました。ホントーに人間と同じようにあるのよ。びっくりしました。
で、猫でも四十九日は魂が世の中に残っていて、家に戻ってお母さんを待ってますよ、とのこと。
半分透明の自分を自覚していて、ものすごく元気になったのに、壁すり抜けるし、誰にも見えてないし、おかしいな、と思っているとか。
なので、飼い主はそのへんにいると思って声をかけたりしてください。
数日はとても暑い火の中にいたので冷たい水、氷をうかべて量も多めにそなえてあげてください。
ごはんも、ニオイがおいしそうなものをあげてください。
今まで健康を思って、欲しがってもあげられなかったものをあげてもいいですよ。ニオイだけわかっているだけなので。
と、まあ、本当にありそうなことをずっと親身になって話してくれました。
猫に四十九日ってば、と思いましたが、そのへんにウロウロしているというのは、なんか嬉しいです。今までの子たちにはやっていなかったけど、冷たい水もあげましたよ。
少なくとも四十九日は私のもとにいなさい、と思います。
それにつけても、発病から1週間で逝ってしまって、あまりにあっけなさすぎます。
金曜の急変の時には、こんな死なせ方してはいけない、と本当にショックでしたが、昨日のあの穏やかな死に顔を見て、天寿を全うしたのだな、と感じています。

ところで、今までの子たちは亡くなったことをかなり長いこと同僚なんかには言わないでいたのです。死んでしまったなんて、気分が暗くなる話題は出さないほうがいいだろう、と思っていたので。
でも、今回は、ちょうど訃報が入ったのが、友人と散策している時だったので、真っ先に聞いてもらい、そして今日も同僚に前から病院に通わないとならないと言っていたので、亡くなったんだよ、と話しました。
人に話せば話すほど、気持ちから楽になりました。
そうか、話すというのは、放す、ということか。
抱え込まずに、悲しみや苦しさを解放すことなのか。
話しを聞いた人は、少しだけこちらの悲しみに寄り添ってくれますが、こちらが思っているほど暗い気持ちにもならないようです。
話す、というのは、大切な行為だな、と実感した昨今であります。
PR
Copyright © のっぷぴ母日記 All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫  Template by katze
忍者ブログ [PR]