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のっぷぴ母日記

んがおRと3匹の猫の日常をつづります。 コメントいれたいときは、その日のタイトルをクリックしてください。 滝の情報大歓迎です。
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一つ歴史が閉じる 

今朝、早朝、皆様にご心配をかけつづけていたカッパ姉ちゃんが亡くなりました。
正確にはゆうべの深夜かもしれないんですが。
目を閉じて逝ってくれとずっと言い続けていたのに、目は開けたままでした。
でも、とても安らかな寝顔でした。ある意味、ものすごく救いです。
昨日から危篤状態で、いつもの具合が悪いという状態ではありませんでした。
というのも、いつもなら会社から帰ってみると、だいたいおしっこが3回分くらいしてあるんですが、昨日は1回分だけ。しかも、夜になっても、補液しても出しません。
いくらなんでもおしっこが出ないわけがない、と、おなかを触ってみると、本当に膀胱におしっこが無いんです。でも、気持ち悪そうな素振りを時々見せるので、ウンチが溜まっているのかとゆっくりおなかをもんでやると、小さなウンチが出ました。しかし、いつもなら、ウンチを出させてあげる時には必ず自分でもいきむんですが、昨日はされるがままでした。
呼吸もずっと深呼吸をしているような感じで、しまいにときどきひきつけのようなひゃっくりを出すようになりました。
給餌してエネルギーを与えるべきかどうか心底迷いましたが、ダンナがやめたほうがいい、というし、ダンナがお風呂に入っている間におしっこだのウンチだのをださせてあげた時にそういった状態なので、これはあと数時間かもしれない、と理解することができました。
夜、少しお酒を飲んだせいもあって、カッパ姉ちゃんを横において寝たんですが、涙が出て出て仕方ありませんでした。でも、泣きながら寝てしまいました。
いつもであれば、お酒なんか飲んだら1時間おきくらいにトイレに起きる私が、ストンと眠りについて朝、明るくなるまで目が覚めませんでした。
カッパ姉ちゃんがカサリとも音をたてなかったせいだ、と目が覚めて直感しました。
カッパ姉ちゃんを見てみると、半分目をあけたまま、息をしていませんでした。
朝の5時過ぎでした。
がんばったね、と言っていると、ダンナも目を覚まし、それから寝られませんでした。
偶然とはいえ、チョビの時もぷーちゃんの時も、そして、カッパ姉ちゃんも日曜日に亡くなりました。
日曜でも入院患者がいるので、動物病院は当直の人がいます。
夕方にカッパ姉ちゃんを入れた箱を病院に持って行き、火葬の手続きをしました。

「のっぷぴ」というのは、チョビとぷーちゃんとカッパ姉ちゃんの愛称を1字ずつ取ったものです。
我が家の大切な最初の3匹でした。
ついにその最後の1匹が天に召されてしまいました。
我が家にとってとても重要な歴史が一つ幕を閉じました。
しかし、我が家にはまだムチャもミユちんも、キャッコラさんもいます。
それに、決して新しい猫は飼うまい、などとは思っていません。
私の人生の中で責任をもって最期まで見られる猫はあと何匹もいないはずです。だとするなら、今立ち止まっているわけにはいかないし、新しい猫を迎えることでカッパ姉ちゃんへの愛情が薄れるわけでもないし。
そんなこんなで、少し気持ちの整理に時間が必要かもしれないですが、すぐに復活する予定です。
今度は白っぽい大人しい子がいいなぁ。

今週ののっぷぴ
06.01.jpg
先週の日曜日に撮影した、カッパ姉ちゃんの最後のショットです。
キャッコラさんと一緒。
ちょっと目がうつろなのが悲しいんですが、この1週間はこんな感じの表情でした。
天国でチョビ兄ちゃんとぷーちゃんと遊べよ。


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何も手がつかない 

カッパ姉ちゃんが重篤な状態です。
とはいえ、本当に今どうにかなるという感じではなく、ここ数日の命だろう、という感じです。
もう強制給餌をするのもためらわれます。
このまま、とりあえず補液だけして、見守りたいと思います。

毎日衝撃 

まだまだカッパ姉ちゃんの話。
今日は動物病院に補液セットだけ買いに行きました。カッパ姉ちゃんはつれて行きません。
で、月末なので銀行に行って、動物病院に行って、ちょっと買い物して。
いつもの買い物ならば一度家に帰ってカッパ姉ちゃんの様子を見てから出かけなおすんですが、今日は道順から言って家に帰らないで回ったほうが効率的なので、会社から直接行ったんです。
30分くらいで済ませられるように、病院にはあらかじめ電話して用意してもらって、買い物も、あれとこれだけ買うのだと決めておいて。
でも、結局3箇所回るので小一時間かかってしまったんです。
で、とにかく慌てて家に帰って、すぐにカッパ姉ちゃんを寝かせている脱衣室に行ったら、衝撃でした。
カッパ姉ちゃんが猫ベッドから出ていて、床にゴロンと転がっています。
で、自分のしたおしっこに下半身どっぷり浸かってしまって、びしょ濡れになっているんです。
ショックでした。
またしても汚物まみれのカッパ姉ちゃんを見てしまって。
脱衣室なもんで、床はビニール。おしっこはそのまましみこまないで、カッパ姉ちゃんを濡らすだけだったわけです。
私が帰る何時間前にそんな状態になったのかわからないのですが、下半身冷たいまんまで転がっていた姿をみつけて、ショックでショックで。
もし買い物の前にいったん家に戻っていれば、少なくとも1時間は冷たい状態から救出できたわけなんです。
ここ数日猫ベッドから出たことも無かったので、いったいどんな力が湧いて出られたのかさっぱりわかりません。
とにかく、お湯でしめらせた布でさんざん拭いてあげて、乾いた布でさんざんこすってあげて、あとはずっと撫でてあげて、ずっとごめんと言い続けました。
そのせいではないと思いますが、カッパ姉ちゃんの病状はかなり悪いです。
もう、目の焦点がほとんど合わず、食べ物もほとんど喉を通りません。あれほどガブのみしていた水もほとんど飲みません。
どうか、眠るように安らかに逝って欲しいものです。

書くことなし 

何書こうかとしばらく考えていたんだけど、見事に書くことないです。
仕事も日常もカッパ姉ちゃんも昨日から何の変化もありません。
いや、カッパ姉ちゃんについては、昨日よりちょっと悪くなったかなぁ。
日々、少しずつ少しずつ動けなくなり食べられなくなり、弱っていっているような気がします。
なんか、ナマ殺しって感じで、そばで見ている飼い主にとっては、とても精神衛生上よろしくありません。
決してよくならない病気のものを介護するっていうのは、心から疲労していきます。
猫でさえこんななんだから、例えばお年寄りの介護をしているお嫁さん、とかは、さぞかし疲れていると思います。
いつかよくなる、きっとよくなる、と思えばこそ看病もできるもんなんですが、絶対によくならないものを介護するのは、気力を汲みだすのに苦労します。
気持ちよく逝ってほしい、というのだけがエネルギーです。
だから、カッパ姉ちゃん~。頼むから、眠るように亡くなってね。苦しんだりしないでね。目つぶって死んでね。

気絶する。 

あいかわらず、カッパ姉ちゃんの話。
も、毎日毎時カッパ姉ちゃんのことばかり考えてますともさ。
さて、一番困ったのは、給餌でして、先に危篤になった前後からものすごく強制給餌をイヤがります。
飲み込めないのが一番の理由らしいです。
だもんで、喉の奥のほうに注射器で注入するのですが、人間がそれをやられたらどうなるか想像してみてください。そりゃあもう苦しいに違いありません。
猫だからと言って苦しくないわけないです。
でも、動物病院の医師によれば、気道のほうに誤って注入することはまず無いとのことなんですけど。
とにかく、ひどくイヤがって、よくもまあこれほどの力が残っているものだと感心するほど力いっぱい手で押しのけたりひっかいたりします。
もちろんタオルでぐるぐる巻きにしているんですが、自分もぐるぐるまわってタオルから逃れようとします。
注入しても舌で押し出してしまいます。
本当に半分は出している状態。半分間違って飲み込んでしまう、という感じ。その間違いのほうこそとても大切な栄養源なんですが。
朝晩、強制給餌するんですが、注射器に1本くらいがせいいっぱいで、だいたい半分くらい闘うと、カッパ姉ちゃんは目がぽっかりと瞳孔開きまくり、口は餌をだらーっと出したまま半開き、両手両足は弛緩状態で完全に気絶体制に入ります。
それでもあと半分を口に突っ込もうとすると、猛烈に首を振り、手足をつっぱるんです。
ああ、大人しく飲んでくれれば3分もかからない作業なんですが、10分くいかけて、猫も人も餌まみれになって闘ってます。
そんなこんなで、私もカッパ姉ちゃんもそこはかとなく餌くさい毎日です。
気絶している間に(いや、本当に気絶しているわけじゃないんですが)水場に連れて行くとやおら正気を取りもどし、水を飲んでくれるのが救いです。ついでにその水でカッパ姉ちゃんの顔を洗ってしまうんですが。
びちょびちょになったカッパ姉ちゃんの顔をふいてあげる時は、ものすごく大人しいんですよね。
ああ、ごはんあげる時もこんなに大人しくなすがままになってくれればなぁ。
ぷーちゃんなんか、半身不随でもガツガツ食べて、ごきゅごきゅ飲んでくれたのになぁ。
病気なんだから仕方ないんでしょうけどね。
気絶するほど食べるのがイヤだなんて、本当に困ります。
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